Suicaなどに使われているFeliCaのICチップは、rfidの技術でまだまだ大きな可能性を秘めています。
話に出るのは在庫管理の面で、一度に大量の読み書きが出来るFeliCaは仕組みを上手く作ってしまえば強力な効果を生むのです。
ただし、FeliCa同士の重なりやアンテナが金属と触れていると読み取れなくなるため、仕組みの上でそれを防ぐ必要があります。
分かりやすいところでは棚に並んでいる箱に商品を入れ、その箱の前面にICチップを埋め込む方法です。
多少のずれはいいですが、90度回転して接触してしまうとエラーとなるためその部分の調整は必要になります。
棚全体を覆うアンテナを作るか、リーダーをかざしていく形でかなりのスピードで検品が可能になるのです。
こうしたシステム構築や研究は、株式会社イーガルドを頼りにするといいでしょう。
ICチップの販売からシステム構築まで行ってくれます。
どうしてもその会社でしか使わないオーダーメードになりがちなので、最初の研究段階からプロに入ってもらって助言をもらえると話がスムーズに進むのです。
接触させて利用する方法がまず使われたので意識されにくい点ですが、同時大量読み込みを上手く在庫管理に活用出来れば、人件費の削減効果はとても大きくなります。
一度構築してしまえば長く使えるところと、ICチップ自体はそれなりに安価に大量購入出来るという要素が見逃せないメリットとなっているのです。